2022.12.29 大切なのは「バリア機能」冬の乾燥を乗り切る秘訣とは?

 
こんにちは!PeriDot meguroスタッフの小原です。
 
2022年も終わりに近づき、本格的に寒くなってきましたね。
寒さとともに気になるものの一つに、お肌の乾燥があると思います。
お肌が乾燥してカサカサしていると、見た目に影響するだけでなく、かゆみや刺激がうっとうしく感じてしまうこともあるかと思います。
 
では今日は、肌の乾燥がなぜおこってしまうか、基礎知識とその対策についてご紹介しましょう。
 

乾燥で肌がダメージを受ける原因

なぜ、冬の乾燥によって、肌はダメージを受けてしまうのでしょうか。
原因は3つあります。
 
①湿度の低さ
②気温の低さ
③血液循環の低下です。
 
一つずつ解説していきますね。
 

①湿度の低さ

 
人の肌には、空気の水分量と自分の肌の水分量を同じにしようとする働きがあるため、湿度が低くなり空気が乾燥すると、肌の水分を蒸発させてしまいます。
 
さらに、冬に特に乾燥が進む原因として「エアコンなど暖房」があります。
暖房だけを使用すると、空気中の水分は増えず、気温だけが上昇するため、湿度が低下して乾燥を引き起こします。
 
暖房を使う場合は、お部屋の、加湿もする必要があります。
家電量販店などで売っている加湿器は必需品といえるでしょう。
 
冬場の最適湿度は40%~60%が目安になってきます。
あまり加湿し過ぎると、カビやダニの発生の原因になるので注意してください。
 

②気温の低さ

 
人の体温は外気に影響を受けずに、ほぼ一定に保たれていますが、皮膚の温度は、外気に影響されます。
気温が低下すると汗の量が減り、皮脂分泌量も減ります。
汗と皮脂は肌のバリア機能を担う皮脂膜をつくり、角質の水分の蒸発を防いでくれます。
この分泌が減ると皮脂膜が形成されにくくなり、肌内部の水分が失われることになります。
 

③血液循環の低下

 
外が寒くなると私たちの身体は、皮膚からの熱の放散を抑えるために、皮膚への血液循環を減らし、脳や心臓などの中心部分に熱を集めていきます。
そうすると、肌の新陳代謝が低下しやすくなったり、老廃物が蓄積しやすくなります。
新陳代謝が遅れると肌が自ら作り出す保湿成分が作られにくくなり、水分が蒸発しやすくなるので、乾燥が進んでいます。
 

冬は洗顔のしすぎに注意!?

 
乾燥対策をする前に、「肌のバリア機能」を正常に保つことが重要です。
「肌のバリア機能」は外的刺激から肌を守り、肌内部の水分蒸発を防ぐ働きをしています。
 
このバリア機能を正常に保つためにポイントになるのは、実は「洗顔」です。
冬の乾燥対策という意味では「洗いすぎず」に注意です。
洗いすぎは、肌のバリア機能を低下させてしまいます。
 
石油系の界面活性剤などが含まれた洗顔料やクレンジング剤は、皮膚に必要な皮脂まで落としてしまうこともあり、注意が必要です。
できれば、オーガニックの洗顔料やクレンジングオイルを使ったり、洗顔だけで落とせるくらいのメイクに留めておくことも肌のバリア機能を保つ秘訣です。
 
また、バリア機能が整っている肌の方は、肌そのものに保湿力が備わっているので、ワセリンやオイルで蓋をして水分の蒸発を防ぐだけでも十分です。
敏感肌でバリア機能が整っていない場合の方は、化粧水で水分を補う必要がありますが、時間が経つと蒸発してしまうため、化粧水のあとにすぐにクリームやオイルを塗って蒸発を防ぐ必要があります。
 
また、お肌のうるおいに欠かせないセラミドを配合した化粧水やエッセンスセラムを使うこともおすすめです。
 

スキンケア以外でもできる対策

 
うるおいのある肌を保つためには、スキンケアだけでなく、体の内側からのケアも大切です。
まずは寒い冬場も、こまめな水分補給をしましょう。
一回にコップ一杯(250ml)以上を飲んでも吸収されないので、こまめに取ることがおすすめです。
朝起きたとき、出かける前、会社に着いた時など、タイミングを決めるのもオススメです。
一概には言えませんが、1日トータルで1.5~2リットルの水を飲むと良いでしょう。
 
ただし、カフェインやアルコールは利尿作用があり、たくさん飲んでも飲んだ以上を排泄してしまうため、カフェインを含まない物やお水で補給しましょう。
体を冷やさないために、できれば常温や温かい飲み物がおすすめです。
 

PeriDot meguro オススメのスキンケアグッズ

みんなでみらいを ゴーヤ濃縮海水スキンケアローション

 
ゴーヤ水と海水だけの無添加化粧水。
マグネシウムなどのミネラルを多く含み、お肌をしっとりとさせ、ハリや潤いを与えます。
 
 

ケアオブヤード ローズミスト

 
お水を入れず、天然のダマスクローズウォーターでつくったミスト。
スキンケア以外にも、少量のグリセリンを含んでいるためファンデーションの上からもお使い頂けます。
 
 

まとめ

 
今回は、冬の乾燥の原因に必要なケアについて解説しました。
大切なのは「肌のバリア機能」を正常に保つことと、何より保湿と水分補給です。
 
普段のスキンケアと生活習慣をひと工夫するだけで、冬の乾燥に負けない肌美人になれます。
今家にあるものからでも充分始められることばかりですので、冬でもキレイな肌を保っていきましょう。
 
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